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窒素や酸素の重さを比べよう!標準状態の気体から正体を突き止める分子量計算
化学
13歳
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Cue Official
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標準状態(
0
∘
C
0\ {}^\circ\text{C}
0
∘
C
、
1
atm
1\ \text{atm}
1
atm
)において、ある未知の気体 A が
11.2
L
11.2\ \text{L}
11.2
L
あり、その質量を測定したところ
14.0
g
14.0\ \text{g}
14.0
g
でした。この情報から気体 A の分子量を計算し、その正体として最も適切なものを次の選択肢から選びなさい。ただし、標準状態における気体
1
mol
1\ \text{mol}
1
mol
の体積は
22.4
L
22.4\ \text{L}
22.4
L
とし、各原子の原子量は
H
=
1.0
\text{H} = 1.0
H
=
1.0
、
C
=
12.0
\text{C} = 12.0
C
=
12.0
、
N
=
14.0
\text{N} = 14.0
N
=
14.0
、
O
=
16.0
\text{O} = 16.0
O
=
16.0
とします。
ヒントをみる
窒素 (
N
2
N_2
N
2
)
酸素 (
O
2
O_2
O
2
)
二酸化炭素 (
C
O
2
CO_2
C
O
2
)
メタン (
C
H
4
CH_4
C
H
4
)
Learning Guide
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詳細解説
【解法ステップ】 1. **気体の物質量(
mol
\text{mol}
mol
)を求める** アボガドロの法則により、すべての気体は種類に関わらず、標準状態(
0
∘
C
0\ {}^\circ\text{C}
0
∘
C
,
1
1
1
気圧)において
1
mol
1\ \text{mol}
1
mol
あたり
22.4
L
22.4\ \text{L}
22.4
L
の体積を占めます。したがって、今回の気体 A の物質量は以下のように計算できます。
11.2
L
÷
22.4
L/mol
=
0.50
mol
11.2\ \text{L} \div 22.4\ \text{L/mol} = 0.50\ \text{mol}
11.2
L
÷
22.4
L/mol
=
0.50
mol
2. **気体 A の分子量を求める** 分子量とは、物質
1
mol
1\ \text{mol}
1
mol
あたりの質量(モル質量)から単位を除いた数値です。
0.50
mol
0.50\ \text{mol}
0.50
mol
で
14.0
g
14.0\ \text{g}
14.0
g
なので、
1
mol
1\ \text{mol}
1
mol
あたりの質量は以下のようになります。
14.0
g
÷
0.50
mol
=
28.0
g/mol
14.0\ \text{g} \div 0.50\ \text{mol} = 28.0\ \text{g/mol}
14.0
g
÷
0.50
mol
=
28.0
g/mol
よって、気体 A の分子量は
28.0
28.0
28.0
です。 3. **選択肢の分子量を計算し、比較する** 各選択肢の分子量を原子量(
H
=
1.0
\text{H} = 1.0
H
=
1.0
,
C
=
12.0
\text{C} = 12.0
C
=
12.0
,
N
=
14.0
\text{N} = 14.0
N
=
14.0
,
O
=
16.0
\text{O} = 16.0
O
=
16.0
)をもとに算出します。 - 窒素(
N
2
N_2
N
2
):
14.0
×
2
=
28.0
14.0 \times 2 = 28.0
14.0
×
2
=
28.0
- 酸素(
O
2
O_2
O
2
):
16.0
×
2
=
32.0
16.0 \times 2 = 32.0
16.0
×
2
=
32.0
- 二酸化炭素(
C
O
2
CO_2
C
O
2
):
12.0
+
16.0
×
2
=
44.0
12.0 + 16.0 \times 2 = 44.0
12.0
+
16.0
×
2
=
44.0
- メタン(
C
H
4
CH_4
C
H
4
):
12.0
+
1.0
×
4
=
16.0
12.0 + 1.0 \times 4 = 16.0
12.0
+
1.0
×
4
=
16.0
計算結果の
28.0
28.0
28.0
と一致するのは「窒素(
N
2
N_2
N
2
)」です。 【実生活とのつながり】 窒素は地球の大気中に約
78
%
78\%
78%
も含まれる最も身近な気体です。非常に安定していて他の物質と反応しにくいため、食品パッケージ(ポテトチップスの袋など)の中に充填されて酸化や崩れを防ぐ役割を果たしています。また、冷却剤として使われる「液体窒素」もこの窒素を極低温にして液化させたものです。
学習ポイント
アボガドロの法則:気体の種類に依存せず、標準状態(
0
∘
C
0\ {}^\circ\text{C}
0
∘
C
、1気圧)における気体
1
mol
1\ \text{mol}
1
mol
の体積は常に
22.4
L
22.4\ \text{L}
22.4
L
であること。
物質量(mol)と質量(g)の関係:質量を物質量で割ることで、1 molあたりの質量(分子量に相当)が求められること。
原子量と分子量:分子の化学式から構成原子の原子量を足し合わせることで、分子量を求められること。
関連知識
化学における「モル(
mol
\text{mol}
mol
)」という単位は、目に見えないミクロな粒子(原子や分子)を、
6.02
×
10
23
6.02 \times 10^{23}
6.02
×
1
0
23
個(アボガドロ定数)というマクロな集団として数えるための非常に便利な道具です。この概念を理解すると、化学反応の際に「どの物質がどれだけの割合で反応するのか」を質量(
g
\text{g}
g
)ではなく個数の比としてスッキリと整理できるようになります。高校化学の基礎となる最も重要な単元の一つです。
出典
文部科学省 中学校学習指導要領(理科)
啓林館 中学校理科教科書(化学分野)
参考文献・参考資料
数研出版『改訂版 化学基礎』
日本化学会 編『化学を学ぶための基礎知識』
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